人生のターニングポイントで出会った人の中には、師と思える人とも出会えたが文中に書かれているような「表面的に奉(たてまつ)るだけになると成長が止まる」というのは判る気がする。
止まるというより次のステージを目指してたり、進む道が変わったりと何かしらあるが本当の意味で「師」と想えてたのかどうか改めて考えると大変感謝はしているが弟子と言えるような存在だったのだろうか。
先日から息子の10年間の野球道の集大成を見せてもらい、今回高校で出会った監督が彼にとって生涯恩師になるのだと心から思った。
元々、中学まではショートなどを守っていた彼が体格や経験から監督に「投手」をしてみたらと声をかけて頂き、全く入らなかったストライクも監督の指導で入るようになり今回夏の大会では、野球部創立32年はじまって以来のベスト8を達成するという経験をさせてもらった。
親バカな話ではあるが、監督は野球を教えると同時に人間力を鍛えてくれていたのだと思う。
やはり「素直さ」のある人間だからこそ師を仰ぎ付いていき、また師もその姿勢に弟子を可愛がる。
偶然にも今回の特集と息子の野球というタイミングで自分にかけてきている「素直さ」を思いださせてもらった。