会社概要

2003年10月、奈良県生駒市の小さな小さな店舗で創業致しました。

当時からインターネットだけの集客で、仕入から販売まで一貫して行っておりました。

ただ、その頃はまだ世間にインターネットが浸透しておらず、こんな声をよく耳にしました。

「インターネットで物の売買は怖い」

「顔の見えない取引で、きちんと届くか心配」

「前払いもクレジットカードも不安」

創業当初、そんなお客様の不安を払拭し、「利便性・安心・笑顔」を提供することを目標に一歩ずつ歩みを進めてきました。

そして、今では全国のたくさんのお客様にご愛顧いただき、多くのリピーター様から喜びの声を頂けるようになりました。

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この想いの原点には、私自身の幼少期の経験が深く関係しています。

私は母子家庭で育ち、決して裕福とは言えない生活を送っていました。

ある給料日前、食材やお金がほとんどなく、どうにかして子どもたちに食べさせたいという母の必死な姿を目にしました。

そんな中、財布にあった500円の図書券を現金に換えようと、母は意を決して本屋さんにお願いをしました。

「この図書券を買い取っていただけませんか？」

当時、「物を売る」「質に入れる」という行為は恥ずかしいとされていた時代です。

それでも、本屋さんは幼子を連れた母の事情を察し、快く現金に換えてくださいました。

そのおかげで、私たちはその日を乗り越えることができたのです。

「物の持つ価値をお金に換える」ことで、人々の生活を支える可能性。

この体験が、私の価値観の核となり、『いつでも気軽に物をお金に換えられる仕組み』を作りたいという思いに繋がりました。

その思いを胸に、25歳の秋、インターネットを活用したリユース業を立ち上げたのです。

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今、私たちの会社は、ただの物品の売り買いだけを目的とした事業ではなく、

「売っていただいたお客様の想い」

「買っていただいたお客様の想い」

「弊社メンバーの想い」

これらを結ぶ「絆」を大切にしています。

この事業を「絆想業(ばんそうぎょう)」と定義し、物を通じて人々の心と心をつなぐことを目指してきました。

「絆想業」とは、お客様同士や社員、地域社会との『想い』をつなぎ、共に価値を創り上げるリユース事業の新しい形です。

私たちはこれからも、お金だけに価値を置くのではなく、人の温かさや絆を大切にした企業として成長し続けます。

そして、リユースを通じて多くの方に「新たな満足」をお届けすることで、笑顔あふれる社会づくりに貢献してまいります。