第52回 社内木鶏会感想文

第52回 社内木鶏会感想文 寧静致遠

誠実でコツコツと努力を続けていかないと遠くにある目的には達することができない。
社内木鶏会を導入するときお世話になった致知出版社の平峰様の見識に感動し自分もいつかこの人のように人間学を心体で語れるようになりたいと思ったものだが5年経つ今もなかなかそこまでの学びではない。

以前に比べるとまだ成長はしていると思うがやはり、「そうなりたい」と思ったことに対して「コツコツ」が弱く、一日5分、たった5分の読書すらが出来ておらず、まだまだ 「そうなりたい」 に対しての覚悟が足りない。

吉田松陰先生や西郷南洲翁は牢獄に入れられたときでさえ、看守に「本を読ませて欲しい」と頼まれるくらいどのような状況に置かれても見識を高める努力をやめられなかった。
誰かに褒められたいとか認めてもらいたいという私心ではなく、 純粋に生きることは学ぶことという思いから「自分を磨く」努力を止められなかった。

どんな状況でも信念を守り続ける夷険一節の心構えが大きな木を育てる根となる。

最近、日々に追われ忘れがちだったことを今回の特集で思い出させてもらった。

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