第42回 社内木鶏会感想文

松陰先生が作られた「士規七則」 人として、武士として、君子として志を持ち立派に育ってほしいという熱い思いから残された文書。

紙1枚で収まる程度の内容だが時空を超え、現代でも語り継がれているのはそれだけ人魅了する松陰先生の熱い思いがいまでも醸し出されているからであろう。

ただ、「思いを伝承する」というは「伝える(知ってもらう)」だけではなく「実践」してこそ本当の意味で伝承されるというものでないだろうか。
「士規七則」のなかで松陰先生もそう言われている。

私自身、日本人の道徳の根底にある「武士道」然り、 沢山の書物、致知から教わる言葉の数々、盛和塾で教わるフィロソフィや、メンバーズクレドにしてもまだまだ未熟で「知っている」程度に終わっており反省すべき点である。

今回の特集ではそれら「知識」をコツコツと「実践」することの大切さ、人としての生き方を改めて気付かされた。

「知識・見識・胆識」「知行合一」これらを腹の底におき、人間として、父として、経営者として松陰先生のような熱い思いを、ひとつでも後に続く者に残せる人生にできればと思う。

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