第40回 社内木鶏会感想文

福島さんのような身体的な関は今まで経験したことがなく、当たり前が当たり前でなくなっていく恐怖を自分だったらどのように乗り越えるのか、乗り越えられるのか、全く検討もつかない。

人それぞれで関と感じるところは違うだろうが、私自身振り返ると、幼少から両親の離婚再婚、虐待、貧困、いじめ、などで少し道を外しそうになったり、独立してからも金銭問題、対人関係、裁判など,人生の関は色々経験し乗り越えてきている。

それらを経験したからこそ多少なり人生に深みを持つことができているし、沢山の人に助けられ乗り越えることができていることに感謝すらする気持ちを持てるようになった。

昔は、「なぜ自分だけが」と卑屈になることもあったが、致知で様々な先哲、先達の言葉を心で触れることにより、今は関を越えるための試練は「天から与えられた成長機会」と、道中、辛さのなかにも楽しみながら進めるようになった気がする。

若いうちは苦労は買ってでもしろと言われるがこれからもドンドン受けて立とうと思う。

ただ、福島さんの領域になるには、「明るさ・ユーモア・与える力・自分が主語」の四つの特質がまだまだ私には足りない。
どのくらいの時間が掛かるか判らないが、一番越えるのが難しい自分自身という関を乗り越えた先にある、この四つの特質を必ず身につけたい。

その他の記事