山川老師と鈴木秀子さんの対談の中で印象に残った「現成受用」
今起きうることをありのまま素直に受け止め、その出来事の意味がなにかあるんだという風に捉える。
数年前会社のトラブルで裁判が起きた。
当時は「なぜ自分が?」と妬み恨みだけで他人のせいに考えていたがある一定の時期から「感謝」の大切さを感じ、その心持ちを大切にしていくと少し気持ちが楽になった。
自然界でアスファルトを突き破って力強く咲くたんぽぽも何故そこに自分が咲いたのか、わかってないだろうがたんぽぽなりに今を受け止め、「ここで生きる」という覚悟をもって生きてるんだろう。
たんぽぽよりも、もっと強いはずの人間は悪いことが起きるとついついアレのせいこれのせいと考えてしまいがちだか、自分たちの行いは結局は自分の選択した「原因と結果」である。
そこを意識すれば「現成受用」の精神で生きていけるのだとこの言葉から感じた。
ピンチの時やその時々では中々忘れてしまいがちだか、木鶏会を通して知ることができたこの心得を人生心得帳に取り入れていきたい。