第31回 社内木鶏会感想文

第31回 社内木鶏会感想文 百術は一誠に如かず 百術不如一誠

尊徳さんが桜町の復興を任され始めたのが今の自分と同じ歳である37歳。
それまで戦なども多かったであろう利己的になりがちな時代に自分の能力、全財産を世の為、人の為に使う利他の精神。

足元にも及ばないが見習っていこうと思う生き方である。

そんな尊徳さんが考案された五常講という金融システム。
ベースにあるのが、仁義礼智信の五常。
弊社の経営指針にもあるこの五常が尊徳さんも大切にされていた事だと思うと嬉しく思うが、どんな戦略を用いても全てにおいて「至誠」があったからこそ、民衆の心が一つになり600からの村の復興を成し遂げられたのだろう。

今回の特集を読んで自問した事がある「道徳心と価値観の違い」結果
社内木鶏会は道徳心を養い。
メンバーズクレドは価値観の統一。
2年間手探りながら木鶏会をしてきて、やっと心で木鶏会の意味を理解できた。

ただ、「道徳なき経済は罪悪であり 経済なき道徳は寝言である」この尊徳さんの言葉を噛み締めながら、寝言にならぬようこれからも道徳心を木鶏会で養いながら、報徳の精神で利益を出せる経営をしていこうと強く心に染みた、今回の特集に感謝したい。

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