社内木鶏会の開始 – 美点凝視を通じた毎月の成長の場

いつも有限会社タクミをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

この度、2013年3月12日より、社内木鶏会という月例の社内勉強会を開始することとなりました。
この勉強会の目的は、「美点凝視」

つまり、お互いがお互いの素晴らしいところを見つめ、評価し、人間性を尊重しつつ共に成長していくことです。

開始に際して、致知出版社の平峰 重芳氏をお招きし、ご指導いただきました。

月刊誌『致知』を活用し、各々が『致知』の指定箇所を読み、その感想文を仲間の前で発表することで、上記の目的達成を図ります。

この活動を通じて、弊社の一員として働く全ての人々が互いの美点を認識し、尊重し合うことで、より一層の成長と深い絆を育んでいくことを期待しています。

今後とも、有限会社タクミをどうぞよろしくお願い申し上げます。

▼木鶏とは
【木鶏に似たり】
『荘子』のなかに木鶏の話があります。

紀渻子(人の姓名)という人が、ある王の命を受けて闘鶏を飼育していた。

十日経ったところで王がたずねた。

「どうだ、鶏はもうよいかな。」
「いいえ、まだです。まだむやみに強がって気負っております。」

それから十日経って王はまたたずねた。

「いいえ、まだです。ちょっとした物音や物影にもいきり立ちます。」

また十日経って王はまたたずねた。
「まだです。 他の鶏を見ると、ぐっとにらみつけて血気にはやります。」

さらに十日経って王はまたたずねた。
「はい、もう完全無欠です。他の鶏が鳴き声を立てても、様子を変えることがありません。

遠目には木彫りの鶏とさえ映ります。
本来の徳が欠けるところなく具わりました。
他の鷄も相手になろうとするものはなく、背を向けて逃げ出すことでしょう。」

という「強さを表に出さない最強の闘鶏」話です。
人もこうあろうという例えとなっています。

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